「おいで料理長」


背景

“新聞を読んで要点と感想文を書く”という宿題をやっていた息子が「意味の分からない言葉がある」と質問してきました。

「『おいで料理』って何?」

困ったこと

何のことやらさっぱり分かりません。

『おいで料理』など聞いたことがありません。

フランス料理や京料理のような地名でもないようだし、薬膳料理や会席料理のような目的でもなさそうです。

響きからすると、おもてなしのための料理でしょうか?

記事の内容は、天災の被害で休業していた店が営業を再開したというニュースでした。

だいたいこんな内容↓

店主Aのさんは「地域の方々の力で再開できました」とお礼を言いました。

おいで料理長のBさんは「生産者の方々も大変な中で提供してくれた素材です。ぜひ食べに来てください」

解決

横から覗き込んできた娘があっさり解決してくれました。 「『おいで料理』長じゃなくて、『甥』で料理長じゃない?」

一度そうと聞くと、もうそうとしか読めなくなるから不思議なものです。

「『おいで料理』って(笑)」としばらく笑ってました。

甥は常用漢字

漢字で書いてあれば誤解はなかったのにと思いました。

そこで、調べてみたら『甥』や『姪』は常用外漢字で、新聞では通常使わないそうです。

これくらいは常用漢字に入れたほうがいいんじゃないでしょうかね。